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(父さん……母さん……)
「……わかりました。存分に使わせてもらいます」
ナッシュもディエゴに笑顔で返す。
「そうだぜナッシュ!そんなすげぇ力があるんだ。感謝しようぜ!」
レイドもナッシュに笑いかける。
「それでいい……真面目な話はこれくらいにしておこう。そろそろ食事ができる頃だろう。ミーナ、ミレイ、学校に行っていた間の話を聞かせておくれ。二人のことももっと知りたいしね」
「やった!またあんな豪華な飯が!!」
「お前食うか、死んでるかどっちかだな……」
夕食は昼間に食べたものよりさらに豪華で種類も豊富だった。
それを先ほどの五人にニーナも加わって食べながらたわいもない話で盛り上がり、最後には周りの使用人達までもが笑いに包まれた。
そんな楽しい食事が終わり、四人はそろそろ宿に戻ろうと言いはじめると、ディエゴがそれを制し、ここに泊まって行くことになった。
それを聞いて時間を気にする必要がなくなった四人は、その後もディエゴ達との雑談を楽しみ、夜遅くまでそれは終わることはなかった。
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