それぞれの部屋で

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「やっぱり寮より家の方がほっと落ち着くぅ!」 「よかったねミレイ」 ここはミレイの部屋。 ミレイらしく、ぬいぐるみなど、かわいらしいものが所狭しと並べられている。ミーナにも別に部屋があるのだが、今日はミレイの部屋で一緒に寝ることにした。 「それにしてもナッシュすごかったよね。ドラゴンの力があるなんて……なんかちょっと圧倒されちゃった、父さんに勝っちゃうだもんなぁ」 「ホント!かっこよかったぁ!!」 「でもよくわかんないよね、なんでそんな力があるんだろう。あの二人いったいどんな秘密があるんだろう……」 「どんな秘密があっても関係ないもん!私はナッシュが好きだもん!」 ミレイは頬を膨らませ、興奮気味に話す。 「はいはい、私も別に話を聞いて二人が恐くなったりしてないから平気だよ。それにしてもミレイはホントナッシュが好きだよねぇ、今日も父さんの前であんなこと……そりゃ父さんも暴走するわよ」 ミーナはミレイに向かってニヤニヤと笑う。
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