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「だってナッシュがかわいそうで……私が助けてあげなきゃ!」
「あんたはこんだけまっすぐ気持ち表してんのに、ナッシュはそこんとこはっきりしないわよねぇ……さっさとくっついちゃえばいいのに」
「いいの!確かにそうなったら嬉しいけど、今のままで私満足だから!」
ミレイは恥ずかしそうに首をふる。
「それに……多分私とは付き合ったりしてはくれないよ……」
「えっ?なんでよ、わかんないじゃない?」
「うーん、なんとなく!」
ミレイはそういってクルっと体の向きを変えた。
「そんなことないと思うんだけどなぁ……頑張ってね、応援するから!じゃあそろそろ寝よっか、おやすみ」
「お休みお姉ちゃん」
(だって……だってナッシュが好きなのはきっと……)
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