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学校からの帰り道
たまたま同じ電車に乗り合わせた貴方
貴方からあふれる輝きに心を奪われて
じっと見つめていた…
貴方と一瞬目があって
何もなかったように、目を逸らした
本当はずっと目にしていたくて
本当はずっと心で見つめていて…
興味がないかのように
窓の外を見ているフリをした
だけど景色は目に入っていない
窓ガラスに映った貴方を見ていたから…
その人は一駅で降りた
ほんの数分の、短い時間。
それが現実。…なのにずっと
私は窓ガラスを見つめたままだった…
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