【第一章】 出会い

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24日 クリスマスイブ 誰とも約束のないこんな日が運命の出会いになるなんて思ってもみなかった 今日はクリスマスイブ 雪は降ってないけどとても寒い日だった 夕方の6時 友達からの着信。 『今日イブじゃん☆彼氏バイトって言うしサイト覗いて見たら割り切りの男がたくさんいてぇ、で四万で会おうって人が居たからオッケーしちゃったんだぁ』 援交で生活してる後輩の知子からの電話だった。 イブに援交かよ…なんて思いながら片手にはクリスマス特集の雑誌を開いてる私がいた 雑誌に夢中で知子の声は上の空 『で、何時にする!!』 知子の質問にびっくりして聞き直した 『援交行くんじゃなかったの?!』 『だ~か~らぁ~、涼ちゃんも一緒に行くんだってば☆!!』 『………』 『もぉこっちは2人で行くって言っちゃったから用意よろしくねぇ』 ガチャ…プープープー 八方美人で自己中の知子… マジかよ、援交なんてした事ないし… しかも今日はイブだってゆうのに(泣) なんて思ってる間に 一時間が経過。 『涼ちゃぁん~☆』 知子が来た
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