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「一気に決めるぜ!!!」
空へと舞い上がった魔理沙は懐から新たな符を取り出す。
「『魔符 スターダストレヴァリエ』!!」
「ちっ……なめるな!」
サァァァ…!
しかし男は水面の上を滑らかにすべるように移動し、大量の星の合間を舞っているかのように避けていった。
「いつまでも避けられると思うなよ!!」
その声の後、弾幕は密度を増した。
しかし…
「…はぁぁ!!」
男は腕を振るい、周囲を一閃した。
ザンッ…!
何かを切る音を共に。
すると、周りにあった星の弾が真っ二つになった。
「なっ…!?」
「驚いているところ悪いが……これで終わりだ…!!!」
男は、刀を頭上へと掲げ、両手を使いバトンのように回し始めた。
そしていつしか刀は紫に染まり、陰とも陽ともつかぬ輝きを放っていた。
「いくぞ……」
「いいぜ…決着を着けてやる!!」
魔理沙は両手を前に出し…
男は右手足を引き、刺突の構えをとる。
そして…
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