~第一章~ …激突、そして和解

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魔理沙「っと!?ちょっ…おい!おい!?」 彼の身体から力が抜け、向きあっていた魔理沙に覆い被さるように倒れた。 アリス「…まずいわ、早く治療しなければ間に合わないかも…」 えっ!?嘘! …嫌……胸がキリキリする… 死んで欲しくない…絶対に!! 「早く永遠亭へ!急ぎましょう!!」 魔理沙「あ、あぁ…わかった 急ぐぜ…!」 ◆◇◆◇―――――… 「よく…あの身体で…」 不思議ね…霊夢が気になるのもわからなくないわね… でも、会ってすぐなのにあそこまで… なんだか… 「嫉妬しちゃうじゃない…」 あら…?嫉妬?いつの間に… ふふ……私も…なのかしら? 霊夢「アリスー!早くしないと魔理沙に置いていかれるわよー!!」 霊夢……悪いけど… 「負けないわよ……。 えぇ!今行くわ!!」 ◆◇◆◇――――…… 「っと!?ちょっ…おい!おい!?」 なっ、こいつ、こんな怪我を? このままじゃ…ヤバいな… 抱き止めてるから倒れたりしないけどな… ん?抱き止めてる? 誰を?誰が? …… …ぅわわ!! ってか、近い!//// アリス「…まずいわ、早く治療しなければ間に合わないかも…」 そ、そうだ!私は介抱してるんだ、問題はないぜ…… きっと… 霊夢「早く永遠亭へ!急ぎましょう!!」 「あ、あぁ…わかった 急ぐぜ!!」 そうだ…さっきもちゃんと謝ってきたし、案外悪い奴じゃないのかもな。 なら…今はただ、永遠亭へ!! そうだ、ついでに… 後で、じっくり話してみるか。 楽しくなりそうだぜ☆ ―――――…… 嵐は過ぎ去り、いつしか雨は止んでいた。 ・
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