藤倉俊

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次の休み時間になった。 …つか、逃げなきゃ…   『うん、逃げた方がいいね♪』   あぁ、そうだな… って、お前が言うなよ!!   『はわわっ、ごめんなさい…』   うん!よろしい♪   「って…」   僕はまたもや、やっちんちん♪(←某TVの影響であり、ひわい意味ではない つか古!)   「オウオウ!きちんと待ってたんだな。感心感心♪」   にこやかに笑う俊… 感心したそうな。それじゃあ… …と考えたことを一応聞く。   「感心したんなら、見逃してくれる…とか?」   聞きながら下から覗きこむ。 あっと言い忘れてたが、僕の身長は167Cm体重61Kgま、日本男性では普通くらい…かな? 一方の藤倉俊は187(推定)Cm89(推定)Kgのがたい良し。 …って、あれ?そんな奴を…   『うんうん…』   「ノシた僕っていが…」   胸倉を掴まれた。 俊の拳がテークバックしている。 ボクシングなんかで言うところのテレフォンパンチ(電話の受話器を耳に当ててるように見えるために付けられた)だ。 僕はそれを凝視する。   『キャー!!』   ユタカの絶叫が脳内を駆け巡った。 あと数瞬には当たってしまう!
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