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「リウェルさん!」
「リウェル!!」
執務室から出て行ったリウェルは、アークエンジェルに向かっていた。
そこにいたのは、ミリアリアとメイリンだった。
「さっきの放送本当なの!?」
「本当よ」
「じゃあ、アスランさんは…!」
ミリアリアの言葉にリウェルが頷く。
メイリンは顔面蒼白で二人を見ている。
「いつだって、平穏を望まない人がいる。ただそれだけのことよ」
「リウェルさん…」
「アスランは討たないといけない」
「それは本当にリウェルの気持ちなの!?」
ミリアリアの一言が胸に突き刺さる。
リウェルは自嘲した。
迷う必要が無いからだ。
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