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月音は音を立てないょぅに神社の中へ入っていった
真っ暗…見えないし…
ゆっくり歩いた
奥に扉が見えた
微かに光が見える
月音はそこに向かった
いつもは鍵が締まっている部屋…
じぃちゃんが神社の宝物があるって言ってた部屋だ…
おそるおそるその部屋に足を踏み入れた
「誰かいるの…?!」
そう言っても返事があるわけないし
それに人の気配もしない
「あれ………?」
月音は不思議に思った
周りを見回すと
さっきの光源がわかった
鏡に月光が反射していたみたぃだ
黒い布がかかった大きな鏡の角が一ヶ所だけ
微かに布が外れていた
「大きな鏡だなぁ……」
月音は鏡に近付いた
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