17/17
145人が本棚に入れています
本棚に追加
/47ページ
「・・・誰?」 リラ一人になった地下室に来た人物がいた。それは、ガオシルバーだった。 シルバーが感じたのは、リラの邪な計画のほうだった。彼はそちらへ向かった。彼がそこに着いたときには、そこにいたのはリラ一人。怪しげな機械の前で何かを待っているようだった。 「貴様、オルグじゃないな?何者だ!」 シルバーは地下室に入り、リラに向かってガオハスラーロッドを突き付ける。だが、リラは動じない。 「何だっていいでしょ!アンタこそなんなのよ!」 「貴様が何であろうと関係ないが・・・この装置は何だ?」 シルバーはリラの背後の装置を指す。 「まあ、簡単に言うなら・・・『扉』を開く装置よ。ハハハ!」 リラは突然不気味に笑いだす。その瞬間、後ろの装置がスパークした。ようやく装置が起動したのだ。 リラの顔は更に怪しい笑みを浮かべていた。
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!