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わかってるから。てかいてえよクソババア。俺は心のなかでつぶやき母さんをシカトする。
学校につき車からおり背伸びをする。あくびと共にやる気が失われてく。
校門の前に立ち黒染めしていない茶髪の髪をかきあげて一言いう。
「高校ねえ」
そういってあくびをもう一回したあと胸をはり校門へと歩きだす。
ふとでかい図体のおやじが俺の行く手をふさぐ。
「おい」
おやじは髭をさわりながらいう。
「なに?」
あくまで俺は強気に向う。
でも少し後悔。
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