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私の仕掛けを完了させた友父は満足そうな顔で
「よし❗❗」
と言って皆に釣り大会の幕開けを宣言した。
横三人に並び右手に友父、真ん中にマコト君、そして左手に私という順番に並んだ。
まず先鋒は友父
「行くよ❗こうやって投げるから見とき❗」
そう言って彼は竿を振り上げた。
「シュッ❗❗」
竿のしなるいい音がした。
「うわっ❗やっぱりカッコイイわ」
先程の要領の悪さを覆すような竿さばきは友父の釣り経験の豊富さを感じさせた。
続いて次鋒は私。
なんでもいいから遠くに飛ばそうとしたからリキんで余り遠くには飛ばせなかった。
けどドンマイや😆
そして最後はマコト君の番。
マココは私よりも遠くに飛ばしたかったのか、かなりオ-バ-な構えで振りかぶった。
トルネ-ド投法のように❗
そして「おりゃ❗」叫びながら竿を振り下ろした❗❗❗
「うわっち❗❗❗」
⁉
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