釣り師

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「マコト、なにしとんねん❗」 友父は泣きそうな顔でそう言いながらヒップに刺さった釣り針を抜こうとしていたが読者の方々もご存知のとおり釣り針には「反し」という細工がしてあり、なかなか抜ける気配がない。 私は友父の切ない想いが痛い程にわかったがなんとも手の施しようがない。 「うぅむ…」 唸る友父… 私とマココはどうしたらよいか解らず周りを見渡した… 「あっ❗❗アソコだ❗❗」
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