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あの日から学校でさゆりを見る事はなくなった
私も何事もなく過ごしていたら担任に呼び出された
『先生ぇ私悪い事してませぇん』
「実はな…宮下が自殺したんだ」
さゆりが?自殺?
『なんの冗談?それに私もう関係ないんだけど』
あんな酷い事言った私にはさゆりの友達でいる資格なんてない
だからもう関係ない話だ
「親御さんから実は宮尾宛てにって手紙預かってんだ。ほれ」
さゆりの綺麗な字でゆりあちゃんへって書かれていた
職員室にも関わらずすぐに封を開け手紙を読み始めた
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