終わりと始まり

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待っていても、いつ帰ってくるか分からないので、悠也は引き返すため、視線を右へ向けた。 「…え!?」 現実を疑った。 一瞬、固まったが、それを良しとはしない両足が、一生分の役目を果たそうとするかのように、動きだした。 一瞬でもわかる。 忘れられないから。 君だけは、わかるんだ…!
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