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第3章 大反響
姉御達の猛攻は止まらなかった。
「で、何とかしようとしたの?」
「いや~・・・。」
「いや~じゃないでしょ!ハンカチ落とすとか、貧血のふりして倒れるとか?」
やばぁ、発想が一緒!私は負け組み?
「古っ!貧血って?」
横から高島くんがちゃちゃいれた。
「うるさい!高島!」
かおり姉の一括に高島くんはシュンとなった。
「まったくせっかくのチャンスを逃して!明日も同じ時間に阪急に乗りなさい!」
あっ!そっか。その手があったか。さすがかおり姉!
「そこの負け組み二人!人の事言ってる場合か?」
マスターの言葉に姉御達の猛反撃が始まった!
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