第3章 大反響

3/3

74人が本棚に入れています
本棚に追加
/69ページ
20席のお店が一体何回転しただろう?いつもは11時までの前田くんも今日は残業! マスターがおもむろにおすすめが書かれた黒板を手にとって書き直し始めた。 前田くんがそれを覗き込んで笑ってる!何書いてるの? 「これでええか!」 何! ちょっと何書いてるのよ~ チャーリーの特徴! 髪は短め! ガッチリしててぇ~! 背は私より高くてぇ~(ヨッシーは167cm)目がやさしい感じでぇ~、携帯ストラップがチャーリーブラウン 「これで、みんなわかるやろ!なぁ、ヨッシー」 私はマスターも敵だとここで認識した。 ただそれ以降に来たお客さんには説明が楽になった! 結局、お店が終わったのは3時をまわっていた! 「お疲れ!」 「お疲れ様です。」 「しかし、ブログの効果と言うか、ヨッシーの人気の高さと言うか。お店としては万々歳やなぁ。明日もあるでこれは?」 もう結構!かなり懲りました。しかしながら、ブログ恐るべしです。 「どうする?一杯やってかえるか?」 とてもそんな体力気力が無いです。それに飲みに行ってまた、聞かれるのもいやだし。 「やめときます」 「そっか、じゃぁ早めに帰れよ」 何とも私の一目惚れは大騒動になってしまった。明日は普通になりますように。
/69ページ

最初のコメントを投稿しよう!

74人が本棚に入れています
本棚に追加