第一章 出会いは偶然?

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いつも午前2時にお店が終わって片付けして出るのが3時すぎかな? 家に帰って寝るのが5時ごろ、起きるのは正午ごろが普通。 三十路前の女の生活じゃないよね。 今日はマスターのお使いで梅田に行くので、少し早めに準備開始! もともと化粧けがほとんどないので準備と言っても、他の女性ほどかからない! 家を出たのが午後1時すぎ、三宮から阪急に乗る。 JRのほうが早いが、阪急のほうが好き 特急に乗って30分ほど、ゆっくり出来る時間 席が空いていたので座って携帯チェック! メールボックスにはマスターからの「おはよう」メールとお店のブログコメント 両方に返信しながら時間を潰す! 停車駅の岡本をすぎて、夙川に着いた時 数人のおば様達と一緒に一人の男性が乗り込んできた。 歳の頃なら30前後だろうか?がっしりした体格だけど顔はシュッとした感じ 髪は短め、なんだかやさしい目をしている。 私の目の席に座った彼に私は釘付けになった。 何!一目惚れ! 恋愛欠乏症のせい? 彼はおもむろにかばんから文庫本を出して読んでいた。 スーツではないのでサラリーマンではないのだろうか? 平日の昼間 電車の時間が何ともいい時間に変わった
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