第2章 浮かれすぎたかも・・・

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「何やってんの?」 「うわぁ~!」 マスター!いつ来てたの? 「うわぁ~じゃないよ!グラス見ながらニヤニヤ身体ねじって、気持ち悪いよ!」 はずかし~い!見られた! 「おはようございます。いつ来たんですか?」 「ちょっと前、話しかけてもニヤニヤしてるから何かにやられたかと思ってみんなで見てたよ」 みんなって? 「おはよ、ヨッシー!」 有美さ~ん!何でいるの? 「はやみちゃ~ん、何やってんの~」 みきちゃんまで~! 有美さんはマスターの奥さん。とってもいい人、本当に良くしてくれます。 みきちゃんは娘さん4つになったばかり、めちゃくちゃ可愛い子 って説明してる場合じゃない! 「有美さんとみきちゃんまで~、見てました?」 「何か悪い物でも食べたのか思ったよ。そんなにチャーリーっていい男だったの?」 えぇ~!知ってる~!何でぇ~! 「ブログであれだけ書いたら、世界中のみんなが知ってるよ」 あぁ~、そうだ帰りの電車であまりうれしくて、ブログに書き込んだんだった!やばぃ! 「はやみちゃん、一目惚れしたのぉ~?」 「みきちゃん、おはよぉ~、可愛いお洋服だね。」 話をそらそうと、必死でみきちゃんとじゃれた! 「今日の営業知らんぞ~!お客さんにかなり攻撃されるぞ~!」 まずい!予想してなかった!浮かれすぎた! 「おはようございます。姉さん!チャーリーとどんな人ですか?」 アルバイトの前田くん!入ってくるなりいきなりかよ~! 「うるさいよ小僧!」 現状では彼だけが年下!ある意味救いかも? 「ヨッシーが一目惚れねぇ~、女性の部分が残っててよかったよ」 「本当に!」 マスター、有美さん、ちょっとどう言う事ですか?マスターと有美さんが悪い目でこっちを見ている。えぇ~みきちゃんまで~!って前田!お前もか! 「みき、はやみちゃんは恋してんるんだって~。」 「えっ、コ・イ???」 「はやみちゃん、コイしてるの???」 やめて~!みきちゃんまで~! こりゃ、今日の営業はかなりいじられるなァ~、もう、帰りたい ゆるしてぇ~
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