再び始まる

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「啓ちゃん何やってんだ!」 古林が戻って来て俺を引っ張って行こうとするが 「駄目だ……前の事件を忘れたのか!」 「覚えてるよ!でも今は逃げる以外無いだろ!武器も無いのにどうやって戦うんだ!」 「…………」 そういわれると俺は黙ってしまった 「行くぞ………」 古林に手を引かれ、その場から逃げた 無力な自分が悔しくて仕方が無かった 「!?」 外は地獄だった 二年前と同様に、大量のマネキンが暴走していたのだ 「一体誰の仕業なんだ………」
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