甘い匂い
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ケータイが鳴った。 わたしはフーッと息を吐いてから目を閉じて、ケータイを左の耳元へ押しあてた。 「もしもし」 「おーミドリ」 ツバメさんの声だ。 わたしはそれだけで泣きそうになってしまう。 「ツバメさん‥」 「あはは、泣かない泣かない」 そう言われても涙がこぼれてきて、わたしはだまってしまった。 少しの沈黙。
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