甘い匂い
54/57
読書設定
目次
前へ
/
200ページ
次へ
「絵は?」 「描けない。病気が悪くなって体がしんどいの。毎日吐いてばっかりでまともに食べてない。 手首つかんでも指のわっかがクルクル回るしね、鎖骨の下の骨まで見えるようになってきたよ」 「そんなに痩せてどうするのよ‥」 わたしにだってわからない。 一体わたしはどうなりたいのだろう。 このまま痩せ続けて消えてしまいたいのだろうか。 わたしは自分が骨だけになってカタカタとたたまれていくのを想像した。
/
200ページ
最初のコメントを投稿しよう!
379人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!