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[夏希、おはよう]
[あぁ、おはよ]
と軽い挨拶をおえ
真冬は席についた
真冬が声をかけたのは
幼馴染みで真冬の大好きな人
涼風夏希
髪は黒のショートでスポ-ツも成績もソコソコ
ボ-イッシュなしゃべり方の女の子
二人は小さな頃から仲がよく
何をするにしても
大抵二人一緒の事が多かった
しかし、夏希は中学に入学してから
真冬への態度が少しずつ変わってきていた
-冬、夏希に…何かしたかな…-
真冬は少しずつ態度が変わってきている夏希に疑問を持ち始めていた
が、
ハッキリと何処がどう変わった
と言える訳では無いため
そのまま気にせずにいた
-あ、夏に本を返さなきゃ-
真冬は夏希に借りていた本を鞄から取り出し
夏希の席に向かった
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