友人との約束

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--2時間後。 「和久、大丈夫かよ」 「もう1件だけ付き合えよ」 「付き合いたいのは山々だけどよ、明日朝早いんだ。また今度にしよう」 「今度?大津、今度っていつなんだ?お前、ちょくちょく来れるのか!」 「和久らしくないぞ。それに飲み過ぎたんじゃないか」 「うるせぇな!久し振りの酒だったんだ!いいじゃねぇか、酔っ払ってもよ~」 僕は本当は酔ってなんかいなかった。ただ、大津と飲みたかった…… 「ヨッシャ!じゃあ、飲むか」 「だけど、飲むのは店じゃない。和久の家でな」 「嫌だ!」 「贅沢は言わない。ホラッ、タクシーに乗れ」 大津はタクシーを捕まえると僕を無理矢理押し込んだ。
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