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あれは俺が直ちゃんと出会ったのは今から六年前。
俺は１１歳で直ちゃんは一つ下の学年の10歳だった。
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あるパティーの日…
今回の主催者は俺の父で、俺は一人息子だから自然と父の後を継ぐことになる。
このパーティーでぼくは11歳ながら短いスピーチを任された。
いざ舞台にあがると頭が真っ白。さんざんした練習も水の泡となって、失敗に終わった。
父と母は慰めてくれ、大多数の人が暖かい目で見守ってくれたけど、やはり一部の人はそうではなかった。
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