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パーティーの途中一人でいると嫌味なおばさんがわざと、俺に聞こえるように
「あの子が上杉グループの跡取りで大丈夫なのかしらねぇ」
などと言ってきた。その頃は今と違って勉強もできなく、何をやってもダメで周囲の期待に応えなくては。と子供ながらに心を傷ませていた。
そんな中で今日の失態でココロは、ずたずたのボロボロになっていた。
そこに一人の少女が話しかけてきた。
「元気ないね、おにいちゃん。悩みがあるなら直に言ってみなさい!」
彼女の笑顔をみると何故だか心が軽くなった。その少女とは仲良くなり、パーティーで一緒になるたび二人で遊んでいた。
そして、知らぬ間に俺は恋に堕ちていた。
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