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ザッザッ
足音は母親の目の前で止まった。
その子は、呪いの子だ!私達に渡して貰おう!
彼等がフラルに触れようとした時、母親は反射的にその手をはらった
私の子に何するんですか!!
母親は勇敢に立ち向かう
数十人の男達。勝ち目などあるまい
一番偉そうな髭の男が言う。
母親など薙ぎ倒せ!子だけを慎重に確保しろ
フラルが彼等の手に渡ったらそれは、死を意味する。
母親は必死に抵抗した
我が子の幸せを見るが為に
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