いちご大福

風邪とばばあと降り止まない雨

この三日間、日夜つづく高熱でわたしはすっかりまいってしまっていた。

かせきのように眠ってばかりいて、体はこわばり、熱があるのではだいすきな仕事はやすまなければならないし、みんなに迷惑をかけてしまうし、みんなはストレスなんじゃないの？とか言うし、なんだか全てに置き去りにされた気分だった。

まだ熱はさがらないし……今日は朝から、明日も休もうか、休むべきかと思いながらいちにちを過ごした。

だから、なにも食べないまま、あっというまに夜になっていて、少し驚き、あわてて近くのコンビニへ出かけることにしたのだった。