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「僕はずっとずっと前からコウスケを追ってた、、、
まあ、言わばストーカーだよね。
うーん、
今から一、二年前かな?
ストーキングし始めたのは。」
彼は言い終わると、
また不気味極まりない肉塊を貪った。
「どうして俺なんかをストーキングしようと思ったの?」
彼の小さめな口一杯に
押し込まれた肉で、
綺麗な微笑みが歪んでいる。
「……一目惚れ、みたいなものだったんだよね。
かなり前に街で見掛けてからもう…。ずっと憧れてたんだよね…、たまにぶつかったりした時、コウスケから
馨しい匂いがして…。」
完全に彼は、薔薇…。
特に抵抗はないけれど、、、
「ねえ、君。名前は?」
「友春。」
友春は、
可愛いらしく微笑み、
最後の一口を食べ切った。
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