未来'S Story ~君と歩く未来~

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みんなはロビーで待ってくれていた。 「よう、みんな」 「優斗! びっくりしたよ。死んだような状態だったのに」 「復活だよ。昔の俺のな」 「確かにね。ユウ君の目がつり上がってるもの」 「そうだな。ようやく頼りがいのある顔に戻った」 「ありがと」 俺はそう言ってある人に視線を向けた。 「未来…迎えに来たぜ」 「うん…待ってたわよ、ずっと前から」 「えっと…どういう意味ですか、未来さん」 「優斗の昔約束した子はね…私なのよ」 「ええ~っ!?」 「でもずるいよな、お前って。自分の事どう思ってるかって聞いてくるんだからさ」 「だって気になったもの。あんたの気持ちが」 「でも結局はお前に向いてたんだよ」
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