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と言うのも最近聡美は週に2、3回家に立ち寄る様になっていたので体調を崩したそらには心強い助っ人になる、今はまさにその時
啓太「しかし、健康優良児のお前が風邪とはな…」
そら「ねっ…ゴホゴホ」
啓太「とにかく今日は聡美に任せてゆっくり休め…それより彼氏には連絡したのか?心配してるかも知れないぞ?」
そら「良い…連絡しないで…私は平気だから…」
啓太「しかし…」
啓太は何だか釈然としない…身体まで合わせた相手に連絡すらしないとは…何か事情があるのか…と、すると隣にいた聡美が啓太の口を押さえ
聡美「そらちゃん…彼氏と喧嘩したのね…」
無言で頷くそら…
啓太「そーなのか?」
そら「まあね…大翔、私と言うものがありながら転入生にデレーっとして…ゴホッ」
啓太「嫉妬かな?」
そら「その前にキスまでして…」
聡美「まぁ、初恋相手がそれじゃ、仕方ないわ、私だってそらちゃんと同じ気持ちになるわよ…」
どうやら聡美には理解出来るらしい、啓太は思わず微笑した…
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