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一日半ぶりのキッチン、たったそれだけなのにそらは嬉しかった、そこに立っているのが…
そら「そう言えばお兄ちゃん…」
テーブルの上には兄が口にしたのか、珈琲カップが残っていた
そら「仕事ね…」
更にその横には紙切れが一枚
―聡美を置いていく、起きたら何か食べさせてくれ、夕食の後、付きっきりで看病していたから、今日は休ませる―
そらはその紙切れを取ってから
そら「やっぱり聡美姉さんが…とにかく珈琲と簡単な食事用意しないとね」
感謝の意味を込めて食事を作り始めた。
聡美「ん…朝?」
聡美が目を覚ましたのはそらが起きてから1時間くらい後
聡美「あたしったら、ねちゃったのね…そらちゃん?」
辺りを見渡しても姿がない事に驚くと、慌てて部屋を出て階段を降りた
聡美「そらちゃん‼そら…?」
そら「お姉ちゃんおはよーっ、今ご飯出来るから座ってて…」
キッチンで手際良く調理をしてるそらの姿にホッとして椅子に座った
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