プロローグ

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あの夜、私は大翔と一つになった… 安心しきって心を許した私… でも、それがまさか苦しみにの始まりになるなんて、その時までは考えもしなかった 無事2年に進級出来て喜んでいた矢先、私の歯車を狂わす出来事が起きる それは、新学期が始まって翌日の事、それは突然転入してきた 「リアナ・リステン君だアメリカ人だが、日本語は上手い、すぐ打ち解けるとは思うが、宜しく頼む…」 リアナ「リアナです、宜しくね‼」 ラテン系の明るい女の子、始めはそう思った…でも、アメリカ人特有の完成されたボディーにクラスの男子は盛り上がり、その中に居て欲しくない大翔の姿もあった…しかも、その顔はかなりニヤケテいて何だか嫌な感じ リアナ「貴方、格好良いわ…好きになっちゃいそう」 そう言って大翔の顔を押さえると、あろう事かいきなり頬にキスするリアナ… 私はそれをまじかに見せ付けられ、心が痛んだ… キスされて更にニヤケル大翔の顔…アメリカ人のキスは挨拶… 解っていても、私の心には大翔に対する疑心暗鬼が芽生え始めてしまった…
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