Screen 1

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そんな顔しないで、大翔…何で初対面で笑うの、何でキスされて顔が綻ぶのよ… 嫌っ‼ あの夜にした事は…あれは何だったの?遊び?それとも興味本位だっただけ? 私の目の前でそんな事されて何で拒否しない訳? 解らない…解らないよ大翔の本音が…何で平気でいられるのよ 不安が… 大翔の心が… あの夜が… 全てまがい物に思えてしまって、私は教室を飛び出してしまった… 「お、おい森崎…⁉」 担任の制止も聞かずに… 同じタイミングでその光景を見た真菜が慌ててそらの後を追う…飛び出し際真菜は大翔に大声で 真菜「このバカ‼そらの気持ち考えろ‼八神‼」 そう言い、鬼の形相で大翔のところへ行くと、その頬を思いっきり叩いて、再びそらを追って教室を飛び出した… 大翔「なんだよ、たかが挨拶のキスくらいで…」 リアナ「私、何か悪い事したかしら…?」 大翔「大丈夫、勝手に勘違いしただけだから心配ない、後で言っとくから気にしないでよ、リアナちゃん」 そう結論付けるとリアナを席に案内して、大翔も自分の席に座って何もなかった様に話し始めた。
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