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大翔「なぁ…そら」
また翌日も言ってくる大翔…だがそらはまともに相手してくれず、それどころか益々口を聞かなくなった
大翔「お前な‼少しは話しても良いじゃねーか、何なんだよ‼」
三日も経つと流石に大翔は声を荒げる
すると、そらはそんな無知を睨み付けて
そら「あたしはそんなに強くないわ‼良い大翔‼貴方少しはあたしの気持ち考えたの?」
大翔「お前の気持ち?当たり前だろ、何時だって考えてるぞ俺は?」
そら「じゃああれは何?リアナにキスされて、自分の事名前で呼ばせて」
大翔「あ、あれは…」
そら「アメリカ人だから?キスも挨拶、名前で呼ばすのはフレンドリーとでも言う訳?それを見せ付けられるあたしがどれだけ辛いか解る?あたしはおもちゃじゃないの、そんな軽い気持ちであの夜の事考えてるならあたしは…私は…あの夜の事後悔するから…」
大翔「そら…」
そら「それだけ…じゃあ帰るから…部活は休むわ」
涙を浮かべたまま立ち去るそら…大翔は追えなかった
小さな事であってもそらにとっては重大な意味を持つ、そらを抱いた事で大翔は一瞬でも自分の物…離れる訳無いと勘違いした事に気付いた
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