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身体検査を始めます。とりあえず脱いでくれるかな？ブフゥッ！！
◇◇◇
翌日。
るなたちといつも通りラジオ体操をしてから、睦月はご家族の朝食の準備をした。
ご家族が食事をしている間は相変わらず壁際につっ立って空腹をこらえ、ご家族の食事が終わったら超マッハで片付けをして朝食をとる。
一緒に食事をしていた麗羅が言った。
「あー今日身体検査かぁ…タリぃなぁ」
「唯、あの変態医嫌いー！」
「あたしも嫌いだわ」
「生理的に受け付けねーよなー」
「そんなに変わったお医者さんなんですか？」
睦月の問いに、３人は同時に頷いた。
「ハァハァ言うよな」
「言うー！あと、スゴい脂ぎってるー！」
「そうそう、それに意味なく体触る」
「ひぃぃい……！」
睦月は真っ青になった。
そんな医師に、自分が女だと貫き通せるだろうか。
◇◇◇
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