僕冴えてません。

3/3
前へ
/170ページ
次へ
この通り、僕は冴えない奴。 悲観してる訳じゃないよ。 だってこれが僕だもん。 変わる時が来たら変わるし、その時が来なければこのまま。 無理に変わる必要もないと思うし。 『マジ、キモォーイ…』 小声でも言われた本人は気付いてますよ。 図書室で本を読んでるだけなのに。 女子も男子もそれぞれに壁を作ってるけど、陰でお互いに興味を持っている。 付き合うと何故か周りに《内緒》。 はっきり言って、僕は恋愛とは程遠い。 だってシャツをズボンにインしてるし。 冴えないからね!
/170ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9797人が本棚に入れています
本棚に追加