4427人が本棚に入れています
本棚に追加
プー、プー
「おい、パトがサイレン鳴らしながら追ってきてるぞ!」
「大丈夫じゃ、暫し待て。」
美羽はポケットから何かを取り出し、後ろに投げた。
・・・・トン
ピッ
ピッ
ボカン!
「おい、今何か爆発音がしたぞ!!」
「手榴弾を一つ投げただけじゃ、気にするでない」
「何しちゃってんの君ー!!」
人力車のおっちゃん、「どうした」?みたいな顔で見ないで!みんな、コレでいいの?
「それより、ほれ修太の大好物のジェリービーンズじゃ。」
あ、ジェリービーンズだ・・・(*^_^*)
もう、いいや。何もかも。コレさえあれば、生きていけるや。
モゾモゾ
モゾモゾ
パクッ
「ウマい。」
「それは良かった。家に工場を作った甲斐があったのう。」
ブー!
下品であるが、俺は食べていたジェリービーンズを吐いてしまった。
「ゲホ・・・・お前、工場な゙ん゙が作っ゙だの゙がよ゙」
ジェリービーンズが噎せた!誰かHELP!
最初のコメントを投稿しよう!