第一話

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プー、プー 「おい、パトがサイレン鳴らしながら追ってきてるぞ!」 「大丈夫じゃ、暫し待て。」 美羽はポケットから何かを取り出し、後ろに投げた。 ・・・・トン ピッ ピッ ボカン! 「おい、今何か爆発音がしたぞ!!」 「手榴弾を一つ投げただけじゃ、気にするでない」 「何しちゃってんの君ー!!」 人力車のおっちゃん、「どうした」?みたいな顔で見ないで!みんな、コレでいいの? 「それより、ほれ修太の大好物のジェリービーンズじゃ。」 あ、ジェリービーンズだ・・・(*^_^*) もう、いいや。何もかも。コレさえあれば、生きていけるや。 モゾモゾ モゾモゾ パクッ 「ウマい。」 「それは良かった。家に工場を作った甲斐があったのう。」 ブー! 下品であるが、俺は食べていたジェリービーンズを吐いてしまった。 「ゲホ・・・・お前、工場な゙ん゙が作っ゙だの゙がよ゙」 ジェリービーンズが噎せた!誰かHELP!
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