第一話

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「そうじゃ、お前の為だけに作ったのじゃが・・・どうした?声も嗄れておるぞ、苦しそうに見えるのじゃが、不味いのか!?ジェリービーンズが不味かったのか!?」 「不゙味゙い゙わ゙げでばな゙い゙ん゙だ。だだ喉゙が・・・」 おっちゃん、スピード速めないで!風圧が喉に! ヤバい、喉をかきむしりたい!もしかして雛〇沢症候群か!?いや、おそらく違うだろう・・・・ 「喉がどうした!?喉触りか?喉触りが悪いのか!?」 慌てるな、っつか息が・・・・ 「着きやした!」 おっちゃんはいきなり止まった。急ブレーキなので、シートベルトが食い込んで痛い! 俺は鞄から水筒を取り出し、水を飲み干した。やっと、ジェリービーンズも喉を通ったようだ。
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