第一話

18/19
前へ
/86ページ
次へ
そして、時刻は12:30昼飯タイムになった 「修太、共に昼食を食べよう。」 「OK、じゃあ屋上に行こうぜ。」 俺達は教室から出た。そして、屋上への階段をゆっくり登った。 そして、屋上のドアを開けた。 そこにいたのは、ウチの少女がいた。普通に読んだら不思議でもなんでもない。、彼女はフェンスの裏側にいた。 つまり、いつでも飛び降り可能。 「ちょっと、危ないよ君!」 「気にしないで下さい、日課ですから」 日課が自殺とは・・・ なんて恐ろしい女だ。 「私、こうやってここの風景を見るのが好きなんです。特にフェンスにも人にも邪魔されずに見るのが。」 「そりゃ、悪いことしたな。でも、もし落ちたら危ないから止めてくれ。」 「なぁ~儂は早く昼食を食べたいのじゃが」 お前ちょっと黙れ 「分かった、お口をミッフィーにするぞ。」 よし、良い子だ。でも俺はツッコまないぞ 「戻ってこーい、落ちたら痛いじゃ済まないぞ」 「大丈夫です、放っておいてくーーーー」 名前の知らないその子は突然の強風で吹き飛ばされた。 「キャアアア!」 そして少女は落ちていった。 『助けて、まだ死にたくない!』 少女の落ちるスピードはどんどん加速していった。 『もう、校庭があんな近くに・・・・』 少女は死を覚悟した。 ドン!
/86ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4427人が本棚に入れています
本棚に追加