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そして、時刻は12:30昼飯タイムになった
「修太、共に昼食を食べよう。」
「OK、じゃあ屋上に行こうぜ。」
俺達は教室から出た。そして、屋上への階段をゆっくり登った。
そして、屋上のドアを開けた。
そこにいたのは、ウチの少女がいた。普通に読んだら不思議でもなんでもない。、彼女はフェンスの裏側にいた。
つまり、いつでも飛び降り可能。
「ちょっと、危ないよ君!」
「気にしないで下さい、日課ですから」
日課が自殺とは・・・
なんて恐ろしい女だ。
「私、こうやってここの風景を見るのが好きなんです。特にフェンスにも人にも邪魔されずに見るのが。」
「そりゃ、悪いことしたな。でも、もし落ちたら危ないから止めてくれ。」
「なぁ~儂は早く昼食を食べたいのじゃが」
お前ちょっと黙れ
「分かった、お口をミッフィーにするぞ。」
よし、良い子だ。でも俺はツッコまないぞ
「戻ってこーい、落ちたら痛いじゃ済まないぞ」
「大丈夫です、放っておいてくーーーー」
名前の知らないその子は突然の強風で吹き飛ばされた。
「キャアアア!」
そして少女は落ちていった。
『助けて、まだ死にたくない!』
少女の落ちるスピードはどんどん加速していった。
『もう、校庭があんな近くに・・・・』
少女は死を覚悟した。
ドン!
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