第一話

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「美羽、コレを食え!」 俺は美羽にある物を投げた。俺が投げた物? それはべっこう飴。そう、おばあちゃんとかが大好きな砂糖の丸い塊。 コレを食べると、心が落ち着くらしい。 ペロペロ 「はにゃ~」 ほらね?落ち着いてきたでしょ? もし、俺がマジで告白したらどうなるのか?考えるだけで身の毛がよだつ。 これはまだいい、残りの二つは更にヤバい。それより、そろそろ大丈夫かな? 「美羽~?」 「にゃ?どうしたのじゃ、修太?」 元に戻ったらしいな。 「うまいか、べっこう飴?」 俺はベッドに腰を掛けながら言った。 「とても美味じゃ。程良い甘さで作られておる。流石、修太じゃ。」 そうそう、言い忘れてた。美羽はフィーバー状態が解けた後もフィーバー状態の時の事をちゃんと全て覚えてるらしい。
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