第一話

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俺は玄関のドアを開け、家を出た。 だが出た先には、何故か美羽がいた。 「俺とお前って一緒に出たんだよな?」 「何を言っておる、儂は窓から出たぞ。」 ・・・・・・・・ 鍵閉めなきゃ!! 俺は持ち前の足の速さで家に戻り、階段を登って部屋に戻った。 今更だけど、窓から部屋に侵入する奴なんてルパ〇ぐらいだよな 「どうしたんじゃ修太、わざわざ部屋に戻ったりして。もしかして忘れ物か?修太もお茶目じゃのう」 コイツがいたか・・・・つか、気配を消して俺の後ろに立つなよ。ビックリするじゃん 「いつの間にいたんだよ、お前!」 「最初からずっと修太に着いていたのじゃが。」 なんて事だ、俺とした事が・・・ずっと美羽に気付かなかっただなんて 「それより、学舎にはまだ行かんでいいのかのう?」 お前が言うなぁぁぁ!!
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