288人が本棚に入れています
本棚に追加
「お主には王立ディクション魔術学院に転入してもらう。」
「はっ????」
「だから、学院に転入してもらうっと言っているのじゃ。」
「はいぃぃぃぃい!!!?そんなのおこと「左遷はキツイのぉぉ」………………」
「喜んで受けさせて貰います(泣)」
「素直でよろしい。フォフォフォ」
(いつか殺してやる!!!!)
心の中で師匠の殺害を決意したルシエルであった。
「でも、俺は何年生に転入なんですか?…俺、一応二十歳なんですけど?」
そうなのだ。ルシエルは今年で二十歳になったのである。
「4歳ぐらいサバを読んだってバレんじゃろ。」
「いや……無理ありますって!」
「大丈夫……ルシーは顔だけはいいから、バレないと思うわ……」
「顔だけかよ(泣)」
「ちなみに、ジェシカにも学院にも行ってもらうし、他の一名もすでに学院に転入してもらってる」
「でも、転入だけじゃなくて他に目的があるんでしょう。」
さっきの雰囲気から一転してルシエルが真剣な顔になって聞いた
「うむ。察しがいいところはさすがじゃのぉ……」
最初のコメントを投稿しよう!