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ん…なんだ?あの黒い物体は…?
街灯はあるものの、辺りはすっかり暗い為、はっきりとその物体が何かは分からない。
俺は仕方なく近づいて行った。
「なっ!?」
俺は驚きのあまり、つい声を出した。
そこにあった物体…それは、ボロボロになり倒れている30代くらいの男性だったのだ。
「ぉ、おぃ!大丈夫か!」
俺はオッサンが息をしているのを確認すると、すぐにオッサンに呼びかけた。
ヤバいな…救急車を呼んだ方がいいか?
「ん…」
俺が救急車を呼ぶべきかを考えていると、不意に横からうめき声が聞こえ、俺はすぐに振り向いた。
「おぃオッサン!気がついたのか?」
俺はとりあえず男性に声をかける。
意識を取り戻したっぽいオッサンは俺を見て一言…
「ん…小僧…
貴様は誰だ…?」
こっちのセリフだコノヤロー!!
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