disc 1 prolog

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ん…なんだ?あの黒い物体は…? 街灯はあるものの、辺りはすっかり暗い為、はっきりとその物体が何かは分からない。 俺は仕方なく近づいて行った。 「なっ!?」 俺は驚きのあまり、つい声を出した。 そこにあった物体…それは、ボロボロになり倒れている30代くらいの男性だったのだ。 「ぉ、おぃ!大丈夫か!」 俺はオッサンが息をしているのを確認すると、すぐにオッサンに呼びかけた。 ヤバいな…救急車を呼んだ方がいいか? 「ん…」 俺が救急車を呼ぶべきかを考えていると、不意に横からうめき声が聞こえ、俺はすぐに振り向いた。 「おぃオッサン!気がついたのか?」 俺はとりあえず男性に声をかける。 意識を取り戻したっぽいオッサンは俺を見て一言… 「ん…小僧… 貴様は誰だ…?」 こっちのセリフだコノヤロー!!
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