disc 1 prolog

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「おい!小僧! 誰だと聞いているのだ!」 オッサンは殴りたい衝動を必死で抑えている俺にもう一度尋ねる。 ぐっ…このオッサンうぜぇ… やっぱり無理! ドゴンッ 「グフッ!!」 とりあえずその偉そうな態度が余りに気に入らない為、一発殴っておいた。 まぁそのため、オッサンは頭を押さえもがき苦しんでいるのだが… 「はぁ… オッサン、俺は神威 流だ…年は17歳だ… で、オッサンは誰だ?」 俺はこれ以上オッサンに喋らせるとこの上なくウザそうなので、自分から名前を名乗り、オッサンに尋ねた。 「フフフ…よくぞ聞いてくれた! この俺の名前はライグ・ヘルミナス… 陽炎の騎士様だ!!!」 「……は?」
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