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「おい!小僧!
誰だと聞いているのだ!」
オッサンは殴りたい衝動を必死で抑えている俺にもう一度尋ねる。
ぐっ…このオッサンうぜぇ…
やっぱり無理!
ドゴンッ
「グフッ!!」
とりあえずその偉そうな態度が余りに気に入らない為、一発殴っておいた。
まぁそのため、オッサンは頭を押さえもがき苦しんでいるのだが…
「はぁ…
オッサン、俺は神威 流だ…年は17歳だ…
で、オッサンは誰だ?」
俺はこれ以上オッサンに喋らせるとこの上なくウザそうなので、自分から名前を名乗り、オッサンに尋ねた。
「フフフ…よくぞ聞いてくれた!
この俺の名前はライグ・ヘルミナス…
陽炎の騎士様だ!!!」
「……は?」
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