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「…陽炎の騎士?
…頭でも打ったか?
やっぱり病院行った方がいいぞ…」
「な…俺は正常だっ!
それにそんな哀れみの目でこっちを見るな!」
俺の視線に気付いたライグは必死に俺に訴えかける。
…正直ウザい…
……不幸ってこのことか?
俺は内心そんな事を考えながら、本題を切り出した。
「ライグは何故、こんな場所で倒れていたんだ?」
ライグはその質問を聞いた瞬間、何かを考え始めた…
「いきなり呼び捨てかよ…年上を敬うって事を近頃の若い者は…
って、そうだ!俺は奴らから逃げる為に、古代魔法を使って…
やっぱ効果もわからずに使うもんじゃねえな…
それで、こんな知らん場所に…」
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