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「じゃあ、俺は失礼しますね。アリスさん、紅茶、御馳走様でした。」
そう言い、席を立とうとするが……
「ちょっと、あなた。どこ行くつもりなのよ? 言ったでしょ? 外は妖怪がウヨウヨって。」
アリスさんに止められた。
「この周辺なら大丈夫なんですよね? なら、適当にくつろげる木を探して野宿でもすることにします。」
「明日の朝にはまた来ます」と付け足し、アリスさんの家を後にしようとしたが……
また止められた。今度は
「あ、え、その……と、泊めてあげてもいいわよ……」
「シャンハーイ。」
二人に……
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