一話 幻想郷

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歩いて数分、目的地だった家に着いた。 近くで見てみると、小屋……というよりコテージのようなログハウスのような感じだった。 そして建物自体はキレイに感じられた。 人は……住んでそうだな。 良かった。ここまできて無駄足だと正直萎えるところだ。 しかし疑問に感じられた。何故こんな所に住んでいるのか? 何か訳でもあるのか? 記憶を失った俺が言うのもなんだけど。 それとも、もしかしたら俺の住んでいた所かもしれない。 ……まぁ悩んでも仕方ない。とりあえずその家の玄関に近づいていった。
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