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そのとき、幸か不幸か、カオスの弟が火が点いたように泣きだした。
ウィル「おぎゃぁああぁぁあ!!」
うるせぇええぇえ!!
ミチルが起きたらどうすんだ!!
いや、起きちゃったら添い寝して子守歌なんか歌っちゃうけどVv
ってオレ、若干危ない兄貴だ!
太一「なぁ、なんか泣き止ませる方法ないのかよカオス!!」
さすがに耳が痛い。
カオス『僕だって知らないぞ!!』
泣き声にかき消されないように、オレらも声を張り上げる。
太一「オマエの弟だろ?!どうやったら機嫌よくなるか考えろって!!」
カオス『太一の分際で僕に命令するか?!!』
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